闇金に手を出してはいけない

先日、消費者金融からの借金滞納や携帯電話料金の未払い、クレジットカード事故などで債務整理中の知り合いのAから「切実な相談がある」と言われました。

実はAは喘息の持病があり、定期的に医師の診察を受けて薬を処方してもらわないと発作が起きてしまうんです。ところが、今のAには医療費を払えるだけのお金がありませんでした。

「喘息の発作は死ぬほど苦しいので、とにかく薬がほしい。手持ちのお金がないので、ある金融業者へ申し込もうと思うけど、もしかしたら闇金かもしれない」という話でした。
よくよく話を聞くと、
「ブラックでも融資してくれると言うし、キャンセルも可能ということなので、仮にヤミ金だったとしても話だけでも聞こうと思う」と。

当たり前の話ですが、まともな金融業者ならブラックの人間にお金を貸すことは100%ありません。まちがいなく闇金です。甘い言葉に惑わされて電話をしてしまうと、押し貸しや闇金キャンセル料被害に遭うことは明々白々でした。

「A君が闇金地獄にはまってもいいと言うなら止めないけど、それでも闇金に手を出すのなら、これで付き合いも終わりだね」と答えました。

闇金に手を出したばかりに会社は解雇され、奥さんとは離婚、親兄弟からも縁切りをされたという悲劇はめずらしくありません。ヤミ金事件として有名なのが、大阪の八尾市で起きた高齢者3人の鉄道飛び込み自殺事件です。

闇金には、人の心とか良心はまったくありません。一度でも連絡してきた人をとことんまで追い込み、親兄弟や友人知人からもお金を搾り取ろうとします。

闇金の被害に遭ったら警察へ駆け込めば何とかしてくれるという人がいますが、以前より
も闇金に対して強い姿勢で臨むようになったとはいえ、警察には民事不介入の原則がいまも脈々と流れています。

闇金からの取り立てや嫌がらせを訴えても、警察は物理的な被害がないとなかなか動いてくれません。そういう意味では、闇金問題に強い弁護士や司法書士へ相談するのが早いのかもしれませんが、ベストはやっぱり闇金業者には手を出さないことです。

A君には、闇金へ絶対連絡せずに、市の福祉課へ相談へ行くようにすすめました。

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